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医療通訳。

昨日、京都に戻りました。
今の気分。

とーっても清々しい!!

・・・

19日の早朝から允くんと車で実家に向かいました。
3泊4日の実家生活。

実家の両親は、大きくなって歩き回ったりいろんな芸を披露する
允くんを、目を糸ほどに細めては喜んで見て、歓声を上げていました。
允くんは、ハンメの作ったマンマをもりもり食べ、毎日ハルベと一緒に
お風呂に入り、抱っこ三昧で、とにかくハルベハンメにべっっったりな
神戸出張を満喫したようでした。

さて、私の方ですが。
本当に素敵な経験だった、今回の通訳。
久々に黒のスーツを着て、小さな鞄を肩に。
手にはたくさんの資料を抱えて、行って来ました。

医療関係、それも私が携わったのは、泌尿器・腎臓内科・人工透析という
これまた絞られた分野での通訳でした。

前もって、資料翻訳をしたり、少しですが予習をして行った甲斐あって
何とかお互いに喜ばれる通訳を出来たのではないか、と思っています。
かといって、皆が皆、わかりやすい言葉でハキハキ喋ってくれるのかというと
そんなわけはなく。中にはボソボソブツブツ質問をしてくるお医者さんも。
心の中で(もっとハッキリ!!!もっと大きく!!!)なんて怒りながら
耳を超ダンボにして、脳をフルに回転さて、何とか正確な通訳ができたと思います。

初日は、空港までお迎えに行って、先生同士の挨拶にくっついては
通訳、通訳。目が回りそうでした。滞在期間の予定や、バスの中ではいきなり
大阪と神戸の観光スポットや見所を説明してくれと頼まれたり。(汗)

その日はとーってもお洒落で、芸術作品のように美しく美味しいお鮨屋さんへ。
シメシメ、お鮨だ・・・。(笑)

学会が開催される神戸ポートピアホテルまでご一緒して、
いろいろスケジュールを打ち合わせ、確認し、全て終わったのが
夜の10時過ぎ。ポートピアホテルからタクシーで実家に帰りながら
久々に疲れた~!と思いました。子育てとはまた別の疲労感。でも心地よい。

そして土曜日。
この日は大阪で有名な透析センターを見学。
各フロアーや各施設、機械、病棟の説明など、何から何まで私一人が
喋りまくり。同時に質問されることもあったり、聞き取りにくい言葉もあったり
何度もひやひやしましたが、失敗はしませんでした。

でも一つだけ、3回も聞き直してしまった言葉が。

「オジョン」。



「もう一度お願いします。」

「オジョン。」

???

「オ・ジョ・・ン・・・。」

???????????

ちょっとパニクりました。前後の文章がなく、たった一言その名詞が
ポーンと飛んで来たので、脳も停止状態。

しばらく考えて・・・
もしかして、オゾン?!

「オゾン。」と日本語で伝えてみると、先生、納得。
ふぅ~。セーフ!!

最後は、会議室で珈琲を飲みながら、ディスカッションを行いました。
もちろん、そこでも私一人が右左と忙しく顔を動かしながら
通訳通訳。笑いあり、驚きあり、皆さんとても充実しているようでした。

韓国と日本の透析事情で、異なる部分がたくさんありました。
質問や答えを通訳しながら、私自身、とても勉強になったし、興味がわきました。
貴重な体験をさせてもらえて、ありがたかったと思います。

しかし専門用語は難しい。
ただ、韓国語が出来るだけでは通訳は務まりません。
その分野に長けている、という利点がない限り、有能な通訳者とは言えないな、
と思ったこの度の仕事。私は運良く、そのお医者さんとの付き合いの中で、自然に
この分野の専門知識が身に着いていたこともあり、
最後は皆さんが握手して感謝の言葉をくださる結果となりました。
そしてこの経験は私自身のこれからの自信へもつながる、そんな2日間でした。

もちろん、まだまだどこまでも素人の通訳です。
でもまた、必要とされたいな、今度はもっともっと上手にして見せるぞ、と
いう力が、今も沸々とわいています。

こうやってのびのびお仕事が出来たのも、允くんをしっかり見ていてくれた
実家の両親、理解ある旦那様のおかげだと思ってます。
ありがとう。


しかし、あれですね。
どんな高級なお料理よりも、允くんと、家族と食べる
素朴な家のご飯の方が数倍美味しいですね。

帰ってきて、しみじみそう思いました。
by yousil_kiki | 2008-06-23 10:32 | 日々のこと


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