私の中の芸術家

私にとっての日々は、あまりに素敵で、
何をしなくても、誰に会わなくても、
例えば美味しいものを食べたり、
いい話を聞いたり、したり、
無駄と思う時間はなく、とにかく、そう
私の毎日は素晴らしいと、
何気無く、情熱的に、思ってる。

でも今日という日は、
泣けるくらい、感動的だった。

大好きな大好きな堀川さんとの食事。
メニューは言わなくてもわかる。
一緒に食べたのはいつも
パスタやピザだった。
それもトマトソースのを。

彼女の感性で、良いお店を選んで、
本当に美味しいものを食べさせてくれる人だった。

私の結婚式に出席してくれて、
その何年振りの再会に、私達は抱き合って泣いた。
いわゆる、号泣というやつを。

そんな彼女との時間。
私の背が伸びたのか、彼女が元々はそうだったのか、
私達は身長の差に笑い驚きながら、
今会っている事を噛み締めた。

あの頃のように向かい合って、トマトソースのパスタを食べた。
大食いの私達だからいくつもパスタを頼んでは
目の前に並んだお料理を見ながら
そして前にいる会いたかった人の姿を見ながら
幸せな有頂天気分を味わった。

私の中で最も芸術家な人。
深く、真っ直ぐな言葉を向けてくれる。
私は堀川さんを見ながら、
何故か、ずっと毎日会っていたような気がした。

私達があまりにも熱く話し込みすぎて、
温かいパスタたちはヤキモチを妬きながら
冷えて、固まってしまった。
それでも私は、それを大切にほぐして
ゆっくり味わった。

冷たくても、こんなにも美味しいパスタは
誰とでも食べれるものじゃない。

今日、私と貴方が見て感じた事は、
私が昔言った、貴方が昨日言った言葉のとおり、
お墓まで、続くだろう。

大切なのは貴方が生きてくれて、
貴方らしく豊かな日々を送っていること。
貴方は芸術家としてたくましく、美しすぎる。
私はこれからも貴方の色と形を見ていきたい。
そうすることで、私の日々を
豊かにしていきたい。
素敵な今日をありがとう。

最後まで手を振って、後ろ姿を見せない貴方に
私はまた涙が出そうになった。
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by yousil_kiki | 2006-03-04 01:16


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