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クレープの女王様

本日、3日ぶりに外の世界へ飛び出した。
火曜日以来の出勤である。
しかしインフルエンザを患っていた私には今日のお天気は優しくない。
雪である、しかも吹雪。
芦屋から新快速電車に乗って明石へ向かうのだが
芦屋駅のホームで電車を待っている間、ボーっとしていると
いきなり無性にアレが食べたくなった。
芦屋といえば、アレ。
アレしかない。

最近ではどのデパートでもよく見かけるので
その店名を聞くと知らない人はいない、と思われる。

‘アンリ・シャルパンティエ’

ここのケーキは見た目も繊細で上品なお味がするから
私の中では好きな洋菓子ベスト10には入る。
フィナンシェなどの焼き菓子も文句なしに水準が高いと思う。

でも私が無性に食べたかった、大好物はケーキやフィナンシェではなく、アレだ。
芦屋本店、イートインで食べられる‘クレープシュゼット’である。

私が生まれて今まで、食べて感動した洋菓子ベスト3のウチ、1位2位を争うお菓子
‘クレープシュゼット’。
まあ、ほぼ最高を誇ると言っても過言ではありません。
アンリのお菓子が好きという方には、是非是非是~~非食べて頂きたい。
ちょっと偉そうに言えば、これを食べずして、アンリは語れません!

では私の好きなクレープシュゼットについて少し、勝手に語ります。
クレープシュゼットはクレープをオレンジソースで煮込んだお菓子で
「クレープの女王様」と言われているそうです。

その昔、アンリ・シャルパンティエがモナコで働いていた際に
英国皇太子に「クレーププリンス」という名前で出したのですが、
その場にいたシュゼットのために「クレープシュゼット」がいいよねと皇太子が言った為、
そう命名されたらしいです。
ふむふむ、なるほど。

アンリ・シャルパンティエ芦屋本店では、これを注文すると、
クレープシュゼット関連の調理器具を台車に乗せ、
席の真横にそれを持って来て、私たちの目の前で調をしてくれます。

その手順は下記の通り。
(ちなみにここ芦屋本店では食器はすべてリモージュです。)

1. オレンジソースの入ったなべを用意
2. アルコールを染み込ませたコットン二つに火をつける
3. パイ生地を二つ、じっくりと浸す
4. オレンジを3切れパイ生地の上に乗せる
5. 軽くソースを振り掛けて温める
6. Cointreauというスイート系のオレンジ皮のリキュール(40度)と
  グランマニエというビター系のオレンジ皮のリキュールを適量入れる。
7. 引火(フランペ)させ、アルコールを飛ばす。
8. まんべんなくソースをかけつづける。この作業は結構延々と続いたような…
9. 皿に綺麗に並べて出来あがり。

ただし、調理してくれる方に因って多少味が違ってきますが、
今のとこ、私は外れた事ありません。

どちらかというと酸っぱい系のお菓子より生クリーム系のお菓子が好きな私も
このクレープシュゼットだけはまったく別の概念に属すると判断します。

ああ・・・食べたい。
近々絶対食べに行こうっと。
こんなことを思いながら芦屋を後にし、現実の世界、明石へと向かうのであった。
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by yousil_kiki | 2005-02-26 18:11 | 家ご飯

私としたことが。

何故か偏食に見られがちな私。
何故か虚弱だと思われがちな私。
はっきり言って、正反対。

朝・昼・晩の3度の食事はもちろん。
好き嫌いはほとんど無し。
体にいいもの、大好き。

好物は、納豆・辛いもの・乳製品。
お肉よりもお魚が好き。
天丼よりも親子丼。

デート中、「おなか空いた」は
彼よりも私のセリフ。
がっちり体系の彼と同量を平然とたいらげる。

だから私は健康優良児。
滅多に病気なんてしない。
いつも元気いっぱい。

なのに。
インフルエンザに、かかってしまった。
すごく心外。

オモニとお出かけする朝。
鼻歌混じりで洋服を選んでいると
やけに関節が痛い。

気付かぬ振りして家を出た。
・・・寒い。
体が1㎝にも縮まりそうに、寒い。

いろいろ話したいことがあるのに
・・・だるい。
最初の一言を発するのが、だるい。

ある程度の用事を済ませて帰宅。
すぐさまベットに滑り込んで
懇々と眠った。

その間夢を見た。
恋人と逸れて迷子になる夢を。
熱は39度~39.5℃を行ったり来たり。

往診に来ていたドクターが
あれこれ質問してくるが、正直
答えることすら苦しく、煩わしかった。

いつも頻繁にメールや電話をくれる彼は
起こさぬよう、そっとしといてくれている。
たまにくれるメールは優しさに満ち溢れている。

のみならず、
携帯ではなく、PCの方にも
気持ちのこもった温かいメールを届けてくれる彼。

お仕事も休んで、
外の空気も吸わずに
2日間をベットの中で過ごした。

春はすぐそこなのに
いじわるなウィルスにやられるなんて。
私らしくない。

今日やっと微熱にまで
下がった体温計を見て
一気に食欲が復活した。

明日から元気に仕事します!
恋人や家族、心配してくれた皆様
ご迷惑おかけいたしました。

そしてオモニのお粥。
この世のどのお粥よりも
最高に美味しいです。

そしてそして皆さん、
くれぐれもインフルエンザには注意しましょう。
健康だと過信している人程、要注意、かもね。

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by yousil_kiki | 2005-02-25 19:38 | 日々のこと

最高の彼

最近、知らず知らずに、紳士服を見ている事がよくある。
私の愛する彼の体系や肌の色、背丈や顔立ちを事細かく思い浮かべながら
彼に似合いそうな、色やデザインをあれこれ手にとって選ぶのが
すごく楽しくて、幸せな作業だと思える。

自分の好みを押し付ける気はないが、
彼のことを誰よりも好きで、よく知っている私だから
きっとすっごく似合うに決まっているし、かっこよくない訳がない。
もちろん今でも、す~っごくかっこいいんだけどね!!あはは。

で、最近彼は新しくスーツを購入しようとしていて
ついこないだの日曜日もお目当てのお店へ行っては試着、
違うお店に行ってはまた試着と、スーツ選びに一日の大半を使った。
これがまた何とも楽しいんだよね♪

試着室から登場する彼を上から下までじっくりチェックし、
「うんうん」とか「うーん・・・」とかいいながら的確なアドバイスを下す。
時々ひそひそ声で「かっこいいよ」とつぶやくと、彼は100%テレる。
その顔がみたくて、何度も「かっこいい」と言ってみる。

日頃スーツを着る機会が少ない彼が、いきなりパリッとスーツを着ると
私は目が一気にハートになります。
おまけにネクタイまでついてくるともう、ノックアウトですね。
こんな私を彼はバカだと思っているかも知れないが、
そんなことはいいのだ。彼の姿をみて私が幸福感に浸っているのだから。

結局、紺色に細ーい白のストライプが入ったとてもお洒落な形のスーツに
二人の意見は一致した。
今週末、そのスーツを着て、友人の結婚式に出席する彼。
私も一緒に、おもいっっっきりドレスアップして彼と腕を組んで歩きたかったな。
でも残念ながら、今回私はお留守番です。

私にとって最高の彼。
きっと恋人たちはみんなそう思ってる。
すごくすごく素敵なことだと思う。
違いますか?

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by yousil_kiki | 2005-02-22 17:31

素朴組代表

私が大のパン好きだという事はこの日記で、繰り返し伝えて来たが、
今日は、その中でも素朴パン組代表、「くるみパン」について
少し、お話してみたいと思っている。

お京阪電車の終点、出町柳駅から徒歩5秒の場所に、
そのパン屋さんはある。
パン屋さんの名は「柳月堂」。

古臭い店名に、古臭いオレンジ色の看板。
パンを焼く釜や機材も、非常に古く
店頭に並ぶパンのバリエーションも
サンライスやクリームパン、あんぱんにレーズンパンといたって古風だ。

恋人と付き合って間もない頃、同じくパン好きのお姉さまが
私にと下さったのが、初めての出会い。
ここの名物はなんといっても‘くるみパン’。

もっっっちりとした生地に、大っっきなくるみがごろごろ入っている。
多様な種類のパンの中でも、くるみブレッドやバゲット、バタールのような
とてもシンプルなものが好きな私にはたまらない「存在」なのだ。

斬新なアイデアや、今風な飾りつけもいいと思う。
もちろん美味しければ。
しかしパンとはやはり食感であり、素材の味であり、そして繊細さ、
だと私は思っている。

だから私は具がたくさん入ったデニッシュも、クロックムッシュも好きだけど
どうしてもシンプルな素材の味を楽しめる逸品に魅せられてしまう。
そんな私が惚れに惚れたパンが、ここのくるみパンなのだ。

昔ながらのメニューの中でも、この胡桃パンに関してはバリエーションが
とても豊富で、チーズくるみパンや、あんくるみパン。
レーズンくるみに、クリームチーズくるみパンまで。

とにかくくるみパンに関する思い入れは半端じゃないらしい。
だからこの店には、くるみパンが焼きあがる時間に合わせて
お客さんが絶えず店内を物色している。

京都に行く時はできるだけこのお店によって、買いだめしておく。
冷凍しておけば、いつだって焼きたての味が楽しめる。
焼くのではなく、レンジで「チン」するのがコツ、なのだ。

水分が飛んでしまう事もなく、何故かいつもふわっふわのもっちもち。
私はバターやマーガリンをできるだけつけないでパンの味を楽しむ派なので
もちろんここのくるみパンを食べる時も、くるみの風味とパンの甘みだけで
味わうのが、一番美味しい食べ方だと思っている。

いろいろ試した結果、やはりストレートの少し苦めの紅茶と頂くのが
ベストではないかと、思っています。
アメリカンの珈琲、もしくはホットミルクと頂くのも相性抜群です。

今日の日記の主人公が限りなく素朴な‘くるみパン’ということを
怪訝に思う方もおられるでしょうが、私には、朝食タイムを潤してくれる
非常に大切な存在なのです。朝ごはんどころか、昼も夜も。

とにかく、くるみパンが嫌ではないと思ってる人で、出町柳に来る機会があれば
是非、「柳月堂」でくるみパンを購入してみては?
だまされたと思って。

次回、パン特集をする際は、京都岩倉にある「レ・フレール・ムトウ」の
イカ墨ベーコンエピについて、延々と語らいたいと思ってます。
むふふ。

実は昨日、恋人のオモニムに柳月堂のくるみパン、たっぷり頂いたんです。
画像だけですが、少しおすそ分けしちゃいます。
ほかほかのぬくぬくです。うふ。

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by yousil_kiki | 2005-02-20 22:17 | おもてなし

乙女のこだわり

例えばビストロ。
お料理を待ち構える‘ヘレンド’の器と、
その両脇に行儀よくならぶナイフとフォークが
‘クリストフル’のものである時。
私はお料理を口にする前の、ある種の満腹感を覚える。

例えばクラシックカフェ。
バッハの規則正しい音符の中で漂う珈琲の香と
どっしりとしたアンティークテーブルの中央で芸術性を主張する
マイセンのシュガーポット、運び込まれるブルーオニオン柄のカップソーサー
私はカフェインを口にする前に、ある種の陶酔を感じる。

例えばお寿司屋さん。
さりげなく置かれた小鉢が古伊万里である時、そして
お寿司を握るご主人の隣にひっそりとある
お醤油の器が、その意外性をも感じさせない程
紛れも無い‘バカラ’であると判断する時、
お寿司への期待は5倍にも10倍にも膨れ上がる。

トラットリアの壁に掛けられたロイヤルコペンハーゲンの絵皿。

小さなパティスリーを彩る‘ユトリロ’の絵。

お気に入りのブランジュリーで、大好きなパンを乗せてくれる
真っ白なフッチェンロイター。

鮮やかなおひたしをそっと包み込むたち吉の器。

リーデルのワイングラスにボヘミアンのシャンパングラス。

あげるときりが無い、私を幸福にするものたち。

これらを自らの生活の中に全て取り込めればどんなに素敵だろう。
私はいつも考える。
食いしん坊な私ならではのこだわりと美的感覚。
わかる人にはわかる、わからない人にはわからない。
それでいい。
人それぞれ、こだわりがあるのだから。

ティースプーン一つにまでこだわる気持ち。
どんなに年をとっても持っていたい、乙女のこだわり。

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by yousil_kiki | 2005-02-17 22:32 | 感受性

幸せなキブン

東京行きのぞみ、私は窓際に座っている。
この早朝、レモンティーの温かさはとてもありがたいが、
茶葉の徹底した風味の無さ、謙虚さゼロのレモンにはうんざりするものがある。
サンドイッチは言うまでもなく。
さっき新幹線に乗り込む前に咄嗟に「買ってしまった」もの。

昨夜から友人3人で関東へ向かう予定だったのが、
夕方からレッスンが入ったおかげで、私は今朝一人で向かうこととなった。
しかも群馬まで。
やれやれ。

東京へ来るのはいつぶりだろう。
刺激的で楽しい街ではあったが、私には住むべき場所ではないようだ。
のぞみは静かで早い。
2時間半、恋人にメールを送りながら、むにゃむにゃ夢も見ながら
座席に身を深く、深く沈める。
そんな私を映し出す車窓を見る私がその中に、いる。

東京から上越新幹線に乗り換える。
あさまに乗る事やく1時間。
高崎駅で下車、普通電車に乗り換えるホームで同郷の男友達に遭遇。
そう、私たちは今日、友人の結婚式に参加するため、ここ群馬へやってきたのだ。
コンビニの入り口に「だるまあります。」と書いてある、群馬へ。

今日結婚するのは、大好きな友人ウルちゃん。
心の優しい、素敵な女性だ。
同級生とも久々に会った。
みんな一つも変わらず、元気で明るくて、温かくて知的だ。
友人の幸せを心から願う瞬間、それはとてつもなく幸せな瞬間。
そしてそれは限りなく美しい行為。

花嫁さん。
華やかな衣装に包まれた幸せのカタマリみたいな人。
ウルさん、とっても可愛かったよ♪
祝福することはすごく体にいいように思える。
遠く群馬まで来た疲労感もこの二人の笑顔でチャラですね。

帰りは、仲良しクムリョンちゃんと二人旅。
新幹線がどこを通過しているのかなんて一切知らないまま、
京都までの旅路をあらゆる話題ですり抜けた。
毎回毎回、この人たちとバイバイするのが嫌で嫌で仕方ない。
またすぐ会えるのに、何故か。

珍しく京都タワーが憎くない今日は、風が冷たいが目だけはキョロキョロしている。
彼に電話をかける。
「着いたよ。」
落ち着きのない声で私の居場所を問いかける彼。
既にエスカレーターを降りている私とすれ違いに、
入場券を買い、プラットホームにいるという彼。

こういう失敗をする彼を心から愛しいと思う。
すれ違いに因って、会える時間が多少遅れたことなんてどうでもいい。
結婚式用にドレスアップした私をまじまじと見ながら何か言いたそうな表情。
でもそんな彼の垂れ目が大好きな私。
実を言うと、結婚式であまり食べれなかったから私すごくお腹空いてるんです。
二人の好きなパスタにしましょ。
さっき新幹線からそう、メール送っといた。

結婚式で撮って来た画像を見せながら報告会。
幸せな話は人を幸せにする。
短い時間のデート。
京都から神戸に向かう車の中は貴重な貴重な二人きりの時間。
幸せな今日が終わろうとしている。

私も、私もいつかみんなの祝福の中で、彼と二人並んで立ちたい。
私たちが幸せになることで、大切な人たちへ幸せを与えたい。
なんとも感慨深い一日である。

皆さん、おやすみなさい。
今日は私とっても幸せな気分です。

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by yousil_kiki | 2005-02-13 22:30 | パン・おやつ

先生

言葉を教えるお仕事。

私にとってとても大切な仕事。

私にとってとても大切な生徒。

母国語を教えること。

母国の文化を教えること。

私という人間を通して「国」を見るということ。

「日本」と「韓国」だからこそ貴重な。

異文化コミュニケーション。

食べ物のお話。

ドラマのお話。

歴史のお話。

今だからこそ、笑いながら、

歌いながら、語っていく。

私は先生。

たくさんのことを与えたい、

常に愛情を持って。

伝えたいことが山ほどあるから

まず、そう、ア、ヤ、オ、ヨ。

素敵です、一生懸命発音する姿。

私の大切な生徒。

あなたたちにとって私は偉大な人でなくとも

常に温かい存在でありますように、

私があなたたちを誇りに思うように

あなたたちも私を誇りに思えるように

毎日毎日、笑顔で語りかける。

小学校の頃、先生がしてくれたみたいに、

明るい色のマジックで、綺麗な文字で

大きく、大きく、単語を書く。

素敵な響きだから、きっとあなたたちも気に入ってくれるから。

「ウリ ナラ」 「ウリ オモニ」 「ウリ ハッキョ」

本当は伝えたい事が多すぎて

いつも納得しきれない。

半年がたつ今も、授業の5分前は緊張するけど。

帰り道、あなたたちの真剣な姿を思い出し

救われます。

幸せだと感じます。

私は先生。

うぬぼれや、自慢ではなく

私自身に対する、

プレッシャー。

頑張れ、先生。
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by yousil_kiki | 2005-02-05 22:57