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目指す場所は一つ

今日は京都でのお仕事の日。
元気よく挨拶しながらドアを開けると
若い女の子が肩を並べて座っている。

なるほど、彼女たちだな?

今日、私のクラスの授業を見学しにきた二人組み。
なんと歳は17歳と、19歳!

K-POPが大好きで韓国ドラマ好き。
私たち、J-POPなんてほとんど聞きません、
日本のドラマたまーに見ます。

としかく韓国にぽっちゃりはまっちゃってる彼女たち。
見た目は歳よりもぐんと幼く、とっても恥ずかしがり屋さんのようだ。
話しかけるとはにかみながらポソポソと答える。
韓国語は音楽の歌詞から入ったから、基礎がちゃんとなってない。
自分たちで本を買って勉強してみたものの、
うまく読めない、聞けない、喋れない。
それで本校へ見学に来たのだ。

以前にも述べたように私の生徒は50過ぎのおじさまだ。
いつものペースで授業を進めていきながら
彼女たちにも質問を投げてみる。
初めはうつむき加減で照れくさそうにしていた彼女たちは
次第に積極的声を発し、大きな口を開けて私に続いて発音の練習をしている。
日頃K-POPをよく聴いているせいか、単語の知識はナカナカのものだ。

「彼氏のハングルはなんでしょう?」と問いかけてみると
ひたすら考え込んでいる50歳のおじさまに対し
即座「ナムジャチング!」とまるで早押しクイズのような勢いで答える彼女たち。
呆気にとられるおじさま。
1時間が過ぎた頃にはノリにノッテいる生徒3人。

1時間半の授業を終え、「楽しかった~。」と満足気に微笑む彼女たち。
教師にとって、これがこの笑顔が生きがいなんだと実感した。

帰り際、二人は学院長にこういう。
「来週からすぐにこのクラスで勉強はじめられますか?」

50過ぎのおじさま、まだ10代の彼女たち。
世代はチグハグだけど、目的が同じなら、
目指す場所が一つなら
きっと一緒に楽しく学べるよ。
そう、今日みたいに。

あなたたちが、誇り高き我が民族の言葉をしっかり喋れるまで
私は一生懸命、愛情を持って教えていきます。
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by yousil_kiki | 2004-08-31 20:14

オルゴール・六甲山・焼肉

一日お世話になった旅館で昼食をとり
今日の目的地、六甲へと向かう。
青々とした木、山の澄んだ空気。
目に見えないマイナスイオンを浴びながら
目に見えない安らぎを覚えるヒトトキ。

私たちが向かったのはホール・オブ・ホールズ六甲という場所。
「ホール・オブ・ホールズ六甲」は、六甲山上のドライブウェイ沿いにあり、
高山植物園に隣接した、自然の中にそびえるドイツ風のお洒落な建物。
19世紀後半~20世紀初頭、欧米で製作された、
世界的に貴重なアンティーク・オルゴールのほか、
自動演奏オルガン、自動演奏ピアノ、自動演奏ヴァイオリンなど
様々な自動演奏楽器が多数展示・実演されているオルゴール・ミュージアムなのだ。

ミュージアムではこの夏のイベントとして
「久石譲の世界」というタイトルで、様々なオルゴールたちが
久石の音楽を中心にその世界を繰り広げるというコンサートが行われていた。

百年前のオルゴールが奏でるアヴェ・マリアの旋律は、
その年月を忘れさせる程に美しく、温もりのある音色であった。

私たちは共同作業が大好き。
以前にもパンを一緒に作った経験がある。
今回ももちろん手作りオルゴールを体験
フォトフレームにオルゴールが内臓されているタイプのものを選んだのだが
これがまた微妙に難しいのだ。
私が選んだ曲は「いつも何度でも」。
苦戦する私に助けの手を差し伸べてくれる彼。
はじめはチョコチョコ手伝ってくれたのが、
最後は彼が必死になって、結局完成まで持っていっちゃった。

私ってもしや、不器用疑惑?
何はともあれ、この夏の思い出の品となった。

オルゴールミュージアムを後にした私たちは六甲ガーデンテラスに向かった。
ここは私たちが付き合い始めた頃によく来た所。
冬に来た時は、息も出来ないくらい寒かったのに
今回はとっても気持ちよく、景色も最高だった。
神戸に来る際は是非行ってみてください。
http://www.rokkosan.com/gt/index.html

写真を撮るのが大好きな私たち。
一緒に撮ったり撮りあったり。
この週末の思いでもしっかりデジカメに収めておいたもんね

六甲を後にした私たちは、車を見にワーゲンに立ち寄った。
車が大好きな彼・近々車を買う予定のある私。
座席に座ってみたり、ハンドル握ってみたり。
彼の評論を一生懸命聴く私。
こーゆーのって何だかすっごく楽しい。

夜は私の要望で焼肉を食べに行った。
ジュージュー焼けるお肉を食べながら
「一緒にいたら時間なんかあっという間に過ぎるなぁ」って彼が言った。
「会えるまでは死ぬほど長いのになぁ」って私が言った。
「ホンマやなぁ・・・」って彼がうなずいた。

写真立てに入れる写真、どれにしよっかな?
帰ってじっくり選ばないとね。
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by yousil_kiki | 2004-08-29 20:15

旅する 

温泉旅行に行って来た。
本来、軽井沢へ行く予定だったこの週末。
諸事情があって、近場の有馬へ変更になったのだ。

有馬温泉。
日本3大名泉の一つで、日本最古の温泉とされる。
金泉と銀泉からなる有馬のお湯は婦人病や皮膚病に効果が見られる
大変優れたお湯だそうだ。
都会の中にある温泉街なので、基本的にどこも
お値段は張るが、温泉の質の良さから、年中人が絶えない。

私たちが選んだ宿は、山の高い位置にあって
もみじの木に覆われた大変情緒のある宿だった。
まだ紅葉はしていないものの、星形のような緑の葉が重なり合い
太陽の光をキラキラ躍らせては私たちに
「旅行にきた」事を再び認識させるのであった。

お部屋からの美しい景色。
外部の騒音はなく、時間は止まっているようだ。
彼は既にたたみの上で寝そべっている。

今回の旅行の目的は「何もしないこと。」である。
ここは神戸の中心地から30分足らずで行けるところなので
観光するまでもなく、ただぼーっとしにきた私たちにとっては
ちょうどいいロケーションなのだ。

一休みした後、浴衣に着替え、手を繋いで温泉へと向かう。
もちろん彼は男湯、私は女湯へ。
しばしのお別れね。
露天風呂から見下ろす神戸の街。
ため息がこぼれるようなヒトトキ。
手も足もホッペもつるつるだ。

夕食はお部屋での懐石料理。
アワビ、はも、鯛、そしてお肉に湯葉に
スズキ。
好物がどんどん出てくるから苦しいくらいに食べちゃった、のに。
最後が良くない。
「体に良い」っていうコンセプトはわかるけど。
占めに登場したのはなんと「漢方雑炊」。
お碗の蓋を開けた瞬間、ぷ~んと漂う漢方の香り。

「・・・。」

しかも具はあの「アガリクス茸」とクコの実。
味の方もかなり厳しい。

手をつけないのは失礼だからと、勝負で負けたら食べるというルールでゲーム開始。

負け続ける彼。
顔をクシャクシャにしながら一生懸命耐える彼。
かわいそう、と思っていたら私が負けた。
息を止めながら食べている私を見ながら彼が笑う。

私たちは夜中に、浴衣を着て手を繋いで、散歩に出かけた。
風がとっても気持ちいい。
コンビニで二人の好きなアイスを買って、また手を繋いで坂道を歩いた。
彼が引っ張る。
私は引っ張られる。
風は尚、涼しい。
アイスが溶けちゃうから急ごうっか。

オリンピックも、もう終わるね。
アテネオリンピックのあったこの年を、
オリンピックが終わろうとしているこの季節、
浴衣で手を繋ぎ歩く今を
いつまでも忘れずにいようね。
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by yousil_kiki | 2004-08-28 20:16

さよなら

音楽には、その時の思い出と思い入れ、時代背景が必ず付いてくる。
不意に、どこかで懐かしい曲を耳にした時、
瞬間的にその曲をリアルタイムで聴いていた自分自身と会ったような、
そしてその時の感情や心情が一気にこみ上げる、
そんな体験をしたことはないだろうか。
その時感じていた事を、細部まで正確に思い出せる。
音楽とは極めて不思議な存在。

私は昔から音楽が大好き。
中学生の頃から、欲しいCDがあれば自分で買ったり買ってもらったり
年月と共にCDも増えていった。
クラシック、ジャズ、フレンチポップ、J-POP、サントラ…
現在まで集めたCD、約んー百枚。
金額にすると、およそ…恐ろしい。

そろそろ、いるものといらないものを分けて
これからはもう聴くことがないだろうCDとは
さよならしてもよい時期だ。
しおどき。

何故か今夜は目が冴えている。
よし、やるぞぉ。
一枚一枚、目と能で判断する。
さよならするか、しないのか。
懐かし過ぎて手を止めるものもあった。
手元に置いとくか、やめるか、相当悩んだものもあった。
夜中に部屋の中でカチャカチャとひたすら作業を続ける私は
秘密基地で秘密工作をしているみたいだ。

思い出は素敵。
でも、全てが必要だとは思わない。
捨てるべき思いでもあると、そう思う。
もちろんそれは人それぞれだけど、少なくても私は、そうだ。

だから
懐かしいCDを取り出し、あの頃の感傷に浸るのは今日で終わりにしようと。
これから出逢うであろう、素晴らしい音楽
をどんどん自分の中に取り入れようと。
さよなら組のCDがぐんぐん背を伸ばしていく。
さよなら組は気が付くと洋楽ばっかりだ。
クラシックやジャズ、フレンチポップはこの先ずっと
私を形成する素敵な美容液だからどうしても
別れることはできない。
一時は一枚を取り出すにも一苦労だった
このCD棚も、いつの間にか綺麗に整頓されていく。

音楽とは不思議。
私そのもので私以外そのもの。
音楽のない世界は嫌い。
音楽のない人生は苦しい。
音楽のない心は寂しい。

きっと、さよならするこの曲たちは
誰かにとっては綺麗な思い出なのだろう。
数百枚に上るこのCDたちの1曲1曲が、数万人、数百万人の
思いを乗せて
音楽としてあり続けるのだろう。

さよなら、
弱すぎた思い出。
さよなら。

私は今、なんだかすごく自分らしさを感じている。
恋人に電話をしよう。
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by yousil_kiki | 2004-08-26 20:18 | 日々のこと

小さな胸騒ぎ

甲子園口からJRに乗って大阪に出る。
大阪から阪急に乗り換えて終点河原町より
一つ手前の烏丸駅で下車。
通勤時間約1時間10分。
一般的に考えるとさほど遠くない距離のように思える。
しかし県を二つまたいでるということになると遠くまで来たんだ、と思う。
兵庫県から大阪へ、大阪から京都へ。

ごめんなさい、
あれこれ難しい事を言ったけど、恋人に会うために
1時間以上かけて京都に来るのは何ともないのに
仕事で京都まで通うって大変だな~って思っちゃうってことです。
つまりは単純にそう言いたかったのです。

烏丸駅を出て徒歩5分のところにその学院はある。
最近採用が決まった某企業とはうって変わって
服装も自由だし、韓国人留学生や韓国に興味のある人なら
誰でも気軽に出入りでき、最新の映画・音楽・雑誌などがその場で楽しめる。
またPCも自由に使える。
いわば、PCバン(韓国版ネットカフェ)みたいなものだ。

先週顔合わせした生徒さんとの初授業。
彼は50代前半くらいの男性で、国家公務員である。
多忙な毎日の中でも、趣味を大事にすることと、向上心を忘れない。
そういった意欲というものが、じかに伝わる方だ。

1時間半の授業はあっという間に終わった。
準備した内容を自分なりにきっちりこなせた。
ちょっと走りすぎたかな?と言う気はしたけど
最終目的とした課題を、生徒さんがちゃんとクリアーしてくれたので
今日の授業は、目的達成と言えよう。

生徒さんを送り出し、学院の方に挨拶をして
ビルを出ると、秋はもう、そこにあった。
暦の上ではとっくに立秋。
8月もあと残りわずかで、9月がそこまで迎えに来ている。

涼しいというよりは肌寒いくらいの風を受けながら
何かが始まろうとしている、小さな胸騒ぎを覚える。

-小さな胸騒ぎ-

さぁて、早く帰ろう。
お腹空いちゃった。
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by yousil_kiki | 2004-08-25 20:18

::: Happy Birthday!!::: 

オモニちゃんの誕生日。
歳をとるに連れて、偉大だと感じる私の母。
私は母を尊敬している。

とにかく楽観的で自分に厳しい。
人にしてもらうよりもしてあげる方が嬉しいという母。
今日はその母のおめでたい誕生日

私の母は常にテンションが高い。
びっくりする程に、だ。
ただテンションが高いだけではない、母は、
「母として笑顔を絶やさないこと」を知っている。
それを毎日心がけて家族への愛を注ぐのだ。

昨日テレビを見ながら松井が出たとき
「ゴジラやん」と言った。
本来のゴ↑ジ→ラ↓というイントネーションではなく
ゴ↓ジ↑ラ↓という、変なイントネーションで、だ。
関西人が「ゴリラ」を発音する際の、あのイントネーションで、だ。
面白い。

午前中、お花が届いた。
オモニの大好きなピンクの薔薇の大きな花束。
フフフ…。
私は知っていたが知らん振りしていたのだ。
犯人は私の恋人である。
差出人を見たオモニは笑顔で大喜び。
薔薇が、特にピンクの薔薇が大好きなマイマザー。
大変ご満悦の様子。

夜は家族で乾杯し、美味しいものを食べ、それぞれプレゼントを渡した。
もちろん手紙は欠かさない。
大きな丸のケーキも欠かさない。
幸せそうなオモニの笑顔。
いくつになってもこの日はお祝いだよ。
結婚して、孫ができたら、みんなでお祝いね!
いつまでも内面から溢れる魅力を大切にしてください。
ユシルはオモニの娘で幸せです。

オモニ、センシン、チュッカトゥリョヨ!!
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by yousil_kiki | 2004-08-24 20:19 | 日々のこと

私にしかできないこと 

某大手企業で韓国語講師をすることになった。

朝鮮語と韓国語による筆記試験
      ↓
日本語による面接
      ↓
与えられた課題通り30分間のオリジナル授業を行う
      ↓
韓国語による面接
      ↓
実際のレッスン場で韓国語を教える。

これが本採用までの道のりである。
時間として約1ヶ月間、合格しても合格してもまた試験が待っている。
こんな調子だった。
これでもかってくらいひつこく厳しい採用試験。

この間、胃が痛くなるほどこの試験に集中し最善を尽くしてきた。
自信はなくもなかったけれど、「韓国ブームだから…」
と周りの人は言うが、韓国ブームだからこそ
不安が募るのだ。
皆が注目することには、必然的にライバルも増えるということ。
いくら私がある程度の自信を抱いていても
-上には上がいる-こういうことだ、つまりは。

結果的に、晴れて本採用が決まったので、ホッと胸をなでおろすこの頃。
おかげさまで暑い中、スーツにヒールで行ったり来たりし、
プルップルになるまで背筋をただし、
言葉の隅々まで神経を張り巡らせた甲斐があった。

個人向けに韓国語を教えないかという話はいくつかあったが
私は、「韓国語レッスンのノウハウを身につける」という意味で
大手企業に挑むことを選んだ。
オリジナリティーは大切だけど、しっかりした基盤が必要だ。
何事も。
この年になると、揺るぎない基礎からきっちり固めていかなくては…
と、常々思う。

人間相手の職業だ。
ちょっとの手抜きも許されない。
従来のように、自己のセンスで文章を躍らせる事とは意味が違う。
全くのゼロから、新しい知識をうえつける事の難しさ、忍耐強さ。

私たちが、ハングルを学び始めたのはもうとっくの昔。
社会のことや恋人のこと、お金のことや将来のこと。
そんなことは、私の耳にある硝子玉の小さな小さなピアスに及ばないくらい
これっぽっちも知らなかった、そんな頃に学んだのだ。
だから自分がどのようにして言葉を学んだのかも思い出せない。

しかし、教える側にいる私は今。
仕事や家庭、友人関係や自分自身のことに悩む人々に
「韓国語」を「一」から教えるのだ。
英語ではない、韓国語を。
時間と知識をお金で買ってもらう。
直接的過ぎて、聞こえは悪いが、これが現実だ。

だから私は、とことんやってやろうと思う。
アボジオモニが学ばせてくれた母国語を、
私は絶対、無駄にはしない。
私としてできることがある。
私にしかできないことがある。

私はプライドが高い。
特に仕事に対するプライドは。
でも私は人一倍泣き虫で弱虫なんだ。
そういう自分自身に負けないように、
決して逃げ出さないように、
私は今日から『先生』になる。
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by yousil_kiki | 2004-08-23 20:20

背番号18番

日曜日。

彼と過ごす、また新しい日曜日の到来。

今日は久しぶりに彼のサッカーを観戦しに来た。
真夏の間、試験や仕事でなかなか試合に来られなかった忙しい彼。
私はサッカーをしている彼が大好きだけど
真っ黒にやけて、汗を流しながら仕事をする彼も大好きだ。
視覚的にもそうだが、それ以上に精神的にかっこいいと思う。
ユニフォームに着替えてスパイクを持ち
「いってくるわ!」と片手を挙げる彼はいつ見ても素敵
胸がキュ~ンって音をたてるみたい。

4時のキックオフまで1時間あるので、
私は車の中でTVを見ながらその時を待った.

いつの間にか深い眠りについてしまったらしく
目覚めると4時20分を回っているではないか!
オーゥマイガーッ
またやっちゃったよぅ!!
変な格好で爆睡していたらしく、頭はボサボサ、
手首は曲がらず、ホッペにはソファー生地の凹凸が!!
そんなものかばう暇もなくグランドへ。

グランドまで行くと、背番号18番がすぐに目に入ってきた。
さっきまで歌を歌ったり冗談を言っていた彼とは
まるで別人のように、鋭く素早く機敏だ。
ベンチに座り、髪の毛を整えながらも目だけは彼から離さない。

時折、観戦席の近くに来ると、チラッとこっちを見てくれる彼。
私は照れながらも、彼に見つけて欲しくて自分をアピールする。
サッカー見るのがこんなに楽しいとは思わなかった。

今日は快勝でしたね☆☆☆
とっても素敵だったよ。

夜は、お刺身が食べたいという彼の希望で
小奇麗な居酒屋さんに行った。
アジやうに、いかに鰹。
疲れた体を新鮮な魚介たちが癒しているかのように
美味しそうにパクパク食べる隣の人。
私は、将来のことやたわいもない話をしながら
彼と美味しいものを食べているときが一番幸せだ。
何分先には何があるかわからない世の中だけど
今、この瞬間だけは最高で、確かで、真実だと
心からそう思える。

カウンター席は落ち着かないし嫌いだったけど
テーブル席より近くで、ぴったりくっついて
お喋りできるからいいんだよ。
秘密のお話もこっそりできちゃうから。

彼の肩をトントンと叩いてみた。
「ん?」とこちらを見る表情が可愛かったので
(今日、かっこよかったよ)ってヒソヒソ声で言ってやったら
タレ目顔が余計にタレ目顔になった。

また明日から1週間が始まるね。
次会える日まで、頑張ろうね。
彼の顔が見えなくなるまで後ろを振り返った。
どちらが先に見えなくなったかは知らないけど
彼の姿が点になるまでずっと見てた。
それだけで満足なんだ。
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by yousil_kiki | 2004-08-22 20:20

ちびまる子 

8月21日土曜日。

福井から遊びに来た友人Kちゃんと会った。
他の友人も交えて神戸のとある創作料理屋さんで楽しいひと時を過ごした。
背が小さくて、シリアスな雰囲気。
的確に人のツボを刺激し笑いをゲットする彼女はまさしく
ちびまる子。
小さいくせに私よりお酒が強く、
小さいくせに強烈なオーラを放つ。
「小さいくせに」って言うと怒る彼女だが
みんな愛情表現でこう言ってる事をちゃんとわかってね。

彼女の、人を小ばかにしたような、あの微笑が好きだ。
この人を知ってる人なら誰しもわかるだろう。
とにかく小さいのに強烈なオリジナリティーを保持する。
頭がいいから、話が面白い。
芸人根性を大事にするから、退屈しない。
それでも彼女はゾウさんとパンダをこよなく愛する可愛い乙女なのだ。

いつの日か関西の人とめぐりあって、絶対関西に住んでね。
みんな待ってるから
今日は楽しい時間をありがとう。
今度は福井に乗り込むから、その時はもちろん
すっぴんにジャージで朝から焼肉、カラオケにプリクラで宜しく。笑
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by yousil_kiki | 2004-08-21 20:21 | パン・おやつ

失敗

人それぞれ失敗はある。
大きなものから小さなものまで。
失敗を重ねていくうちに、人間は成長し向上できる。

でも今日の私の失敗は…痛い

彼と付き合ってかれこれ7ヶ月が経つ。
この間、欠かさず毎朝モーニングコールをしてきた私。
義務的にしている意識は全くなく、ただ単に
私の声で彼の一日を始めて欲しいし
彼の声で私の一日を始めたいから。

目覚め。

それは一日のスタートを意味する高貴なる儀式。
だからこそ、愛する人の肉声で一日が始まるって素敵じゃないですか?
私はそう思います。

彼はその日によって出社する時間が違うから
前日のおやすみの際に、「明日何時?」と問いかける。
彼は頭の中で予定を整理し、時間を逆算する。
そして起床時間を指定する。

出勤の日も、ゴルフで早朝に起きる日も
お休みの日も。
彼を起こす為、毎朝この神聖な儀式は行われてきた。
目覚めはいい方なので、苦痛という意識さえ起こらないのか。

そんな私に対して、「ありがとう」の言葉を欠かさない彼。
褒めて欲しいからやっている行動ではないが
その気遣いに心から感謝し、絶対続けて行くと決心を固める。

ところが。

今日私は、指定された時間、見事に夢の中にいた。
G線上のアリアが1曲分終わるまで、いや、終わっても、
私の夢は終わらなかったのだ。

そして、夢から私を引きずり出してくれたのは紛れもなく
彼からのモーニングコールだった。

「おはよう!もう8時半やで」

「・・・」

まさか。
あぁ…、やってしまった。
昨日、特別遅く寝たわけでもないのに。
バカバカバカバカ!!
彼は全然怒ってないけど、何に対してよりも
自分に対して憤り、悔やみ、へこむ。

私にとっては大きな失敗。
枕に顔をうずめ自己批判の5分間。
彼女失格。

そりゃ毎日、寝ぼけながら「おはよう」って言うけど
続けてきたものが途中で途切れるって、すごく悔しいものである。
ムジガッ、ムギョルソッを潰された気分。
はぁ…ため息。

七転び八起き精神で明日からまた頑張ります。
誰かにこの座を奪われてはかなわないからね。
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by yousil_kiki | 2004-08-20 20:21