2005年 09月 20日 ( 1 )

青春

人は皆それぞれ、
‘青春をかけた’と言えるものがあるだろう。

それは実に様々で、
大きなコトから小さなコトまで。
その時、その瞬間、
自分にとってそれが全てだった、と言えるものが
誰にだってあると思う。

私にとって、それは音楽を奏でることであり
音楽を聴くことでもあった。
中学・高校の頃は寝ても覚めても
それしかなかったように思う。
音楽に、全ての情熱を傾け、
その間で恋をし、勉強をして、
色の付いたリップを知り、ヒット曲も聴いた。

日々の時間がどう過ぎ、私は今、いつの時代の
どの辺を生きているのか、そんなコトを考える余地もなく
ただただ、そこへ吸い込まれるかのように
音楽の中で呼吸をして音符のように
行ったり来たりしながら‘青春の1コマ’を送っていた様に思う。

学生時代だけが青春ではない。
青春に年齢制限があるなんてナンセンスな話で。
今も尚、私の中で音楽が日常になっているのは、
形式は違えど、それに対する情熱を抱いているからであろう。

音楽=青春
青春=音楽。

私の恋人。
その人は、上で散々語った、‘青春’というものの全てを
サッカーというスポーツにかけてきた人。

小学生の頃は、野球が好きだったという。
中学に入ってから何気なくはじめたサッカーが
彼の魂を虜にしたのか、それから彼の
熱い熱いサッカー人生が始まった。

高校は京都一サッカーが上手い名門へ。
休みは年に3日しかなかったそうな。
毎日毎日血の滲むような練習。
食べても食べてもおなかが空く日々。
オモニムは当時の彼を「怪獣」だと言っていた。

大学も、もちろんサッカーの推薦入学。
勉強した記憶なんて皆無に等しく、
授業に出るためではなく、練習の為に
毎日毎日登校していた、と彼は話す。

サッカー=青春
青春=サッカー

b0052320_9575496.jpgその熱い日々の間で、彼もまた
友情を知り、恋をしただろう。
私の嫉妬心というもの半端じゃないから、
そんな事を考えるのも嫌だけど、
この写真の中の彼の笑顔を見ると、
どれだけ素敵な青春時代だっただろう、
と、私の胸も熱くなる。
同時に、
当時、彼を独り占めしていた見知らぬ恋人を
心からうらやましく思ったりする。
この写真は私が大好きな一枚。
ゴールを決めた直後の笑顔だそう。
この時、彼の恋人が私で、この場にいたら。
そんな四次元なコトを考えては、
意味もなく、やるせない気持ちになる。

まだ、お互いの存在すら知らなかったこの頃。
それぞれ‘青春’していた輝かしい時。
燃え、傷つき、喜び、悲しみ。
そして成長し、確立し、今のこの位置に立っている。
私と彼は恋人として、そしてフィアンセとして
隣に立っている、最も近いこの場所に。

人は皆それぞれ、
‘青春をかけた’あるいは’青春をかけている’と
胸を張って言えるものがあるだろう。

そう、青春とは美しすぎるもの。
その人を構成する輝かしい要素。
忙しい毎日を送る日々、
ふと、立ち止まって、思ってみてはどうでしょう。
あなたの心の中に青春はありますか。
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by yousil_kiki | 2005-09-20 09:23 | 感受性